高齢化時代の救世主に

NMNには、エネルギー代謝が増加させるという特徴もあります。人間同様、老化すると体重が増加するマウスで実験したところ、NMNを飲ませたマウスは、飲んでいないマウスより食事量が多かったにもかかわらず、体重増加が少ないという結果がでました。その量は、人間換算(70kgの男性)で、普通の男性より6kg以上やせるという計算になりました。これは、エネルギー代謝を増加させるというNMNがもたらす効果によるもので、さらに、エネルギーを得る際、血糖ではなく、脂肪酸を燃やしていたということもわかっています。

もともと体内にある物質のため、副作用が考えにくいというNMN。その活用には、病気になったときに使用する『治療薬』と、日常的に摂取することで低下する身体機能を補正していく『予防薬』の2種類が想定されます。薬としても、サプリとしても、有効な活用が期待できます。

NMNがもたらすさまざまな効果は、NMNを作る機能が低下し、体内のNMN量が減少している高齢層ほど顕著にあらわれます。そこで、現在、「若返り」を実現する薬として、世界中の製薬会社が開発競争を行っています。ヒトでの臨床実験を行っている段階のNMNの。高齢化時代の救世主として、ドラッグストアに「若返り薬」が並ぶ日もそれほど遠くないかもしれません。


ˆ Back To Top